憧れの職業に数えられる看護師のリアルな側面

患者さんを治療し、側で優しく支える看護師は、誰かの役に立つ素晴らしい仕事であり、子どもたちの憧れの職業として挙げられることも少なくありません。
しかしその反面、看護師は激務ともいわれています。
ここでは、その実情について言及していきたいと思います。

結論からいって、看護師の仕事は決して楽なものではありません。
特に看護師が激務といわれる理由として次のような事柄があります。

1つ目は、業務量の多さです。
毎日の業務はもちろんのこと、進化し続ける医療現場についていくため、最新の看護技術や最先端医療機器の取り扱い等を常に学ばなければなりません。
当然、勉強することは幅広く、膨大な量になります。
さらに、患者さんの容態の急変などで残業が発生することも多く、超過勤務になりやすいのです。
加えてそれに追い打ちを掛けているのが、人手不足の問題です。
ほとんどの病院が看護師の人数が不足傾向にあり、一人だけで何人分もの仕事を背負っているケースが少なくありません。

2つ目は、人の命を預かる責任の重さです。
医療現場では、わずかなミスが患者さんの命に関わることもあります。
自分のミスで患者さんに危険が及ばないよう、常に神経を尖らせておかなければなりません。
多忙なうえに責任というプレッシャーが重なるため、心身の負担がとても大きいのです。

3つ目は、夜勤があることです。
基本的に入院病棟は、24時間体制で看護を行うため、常勤で働くとなれば夜勤が発生します。
夜勤は人間の体内時計に反した働き方であり、体内リズムの調整の難しくなり、結果的に疲労度が大きくなります。
もちろん、それに伴う体調管理も難しいといわれています。

看護現場は、このようなハードな側面はあるものの、その分、人から頼られ、大変感謝される存在でもあります。
現場の体験を通して、誇りとやりがいを実感する機会は多いでしょう。
「誰かの支えになりたい」という奉仕の気持ちと相応の覚悟があれば、やりがいを感じながら働き続けられる業界だといえます。